歯を、取り戻す

歯の治療

歯が抜けてしまう、というのは大問題のひとつで、というのも、それまでは良かった歯並びをわるくしてしまう原因にもなるからです。並んでいる歯を指でさわってみると分かりますけど、歯どうしはほとんどすき間なくピッタリと並んでいる……という感じになっています。隣どうしの歯で支え合っている、というのが歯並びの形なのですが、その中から一本ぬけてしまうと、支え合っているバランスが崩れてしまうことになります。歯が抜けてしまった場合には、見た目にも、また口の中の機能的にも良くありませんから人工歯を取り付ける、ということになるのが一般的であるわけですが、「機能的にも良くない」というのは、歯の並びを損なってしまう可能性がある、ということも意味していたのです。というわけで、人工歯を付ける治療……。 今、そこで一般的になっているのがインプラント治療。ネジみたいな形をした金属を使い、失われた歯を取り戻す、という治療です。このインプラントという部分は、歯の中でも特に、歯根という部分を担当しています。「歯の根っこ」と書きますけど、これはふだんは歯茎に隠れ、顎の骨にくっついていて、「噛む」という強靭な人体の働きを支える役目を負っています。根っこがしっかりしているから、私たちは固い飴玉を噛み砕くことが出来るし、イカのスルメを噛みちぎることが出来るのです。固い食品を食べられるようになるということは、食の幅を広げます。それによって毎日の食事をより楽しめます。